第1回 「あすけんダイエット」の使い方
目指せ!脱メタボ。ダイエットといっても,食べたものや飲んだものを毎日記録するだけ。食事毎に摂取した栄養素や次の食事のアドバスをしてくれるため,カロリー計算をする必要はありません。毎食々々カロリー計算するのは面倒なズボラさんにはうってつけなダイエットです。「あすけん」に会員登録をしたら,体重,体脂肪,食べたもの(飲んだもの)の記録を開始しましょう。
1. Myルールの設定
「あすけんダイエット」を行う上で必須ではありませんが,Myルールを設定しましょう。始めは「よく噛んで食べる」とか,「朝食を抜かない」など,ハードルの低い事柄からはじめるとよいでしょう。このくらいなら簡単に実行できると思うルールが挫折しないポイントです。Myルールの追加・削除は,「編集する」より行います。
2. 体重,体脂肪率,お通じの記録
目標体重を設定していない場合は,はじめに目標体重を設定します。目標体重を設定する場合や目標体重を変更したい場合は「目標を変更」を押下します。
基礎代謝量(推定)は,特に変更しなくてもよいでしょう。活動レベルは,デスクワークが中心の場合の「あまり動かない」を選択します。目標体重は,3ヶ月後くらいに達成可能な無理のない目標を設定すると良いしましょう。目標体重を設定したら「次に進む」を押下します。
「どのくらいのペースでがんばりますか?」「どのようにがんばりますか?」の質問にそれぞれ選択します。わたしは,「すごくがんばる」ではキツイので「がんばる」と「バランス」を選択しました。質問項目に回答したら「目標設定を完了する」を押下します。
目標体重を設定が完了したら,今日の体重,体脂肪,お通じの有無を入力して「登録」ボタンを押下します。体重,体脂肪は,毎日同じ時間(タイミング)に計測することをお勧めします。わたしは,毎朝の排尿後に計測するようにしています。
3. 摂取した食事を記録しよう
次に食事の記録を行います。例として朝食を記録していきます。食事記録欄の「朝食」ボタンを押下します。
・ カテゴリから選択する場合
今日の朝食は玉子丼を食べたので,「ごはん・丼もの・寿司」のアイコンを押下します。ちなみに,私は朝から「焼き肉」「麻婆豆腐」「豚カツ」でも問題ありません。
メニューのリストが表示されますので,リストから玉子丼(卵丼)を検索します。
メニューを選択したら分量を入力します。こぶりのお茶わん(ご飯120g)で食べたので0.6人分とします。このように手入力も可能です。分量が決定したら登録ボタンを押下して,その他にも飲食したメニューがある場合は同様に入力します。
今日の朝食です。玉子丼のほかに,サラダとドレッシング代わりに使用したリンゴ酢とえごま油も入力しました。
・ メニューを検索する場合
メニューはカテゴリから絞り込むだかでなく,キーワードを検索して絞り込むこと可能です。上の図ではエビフライを検索した結果です。「えびふらい」とひらがなで入力するのが検索のコツのようです。検索結果を見ますとコンビニやファミレス,冷凍食品などが候補として表示されるのは嬉しいですね。
一番上に表示された「エビフライ」を選択した結果です。先ほどと同様に食べた分量を入力(選択)しますが,「一緒に食べたもの・つけたもの(トッピング)」欄が追加され,「ソース」「タルタルソース」「キャベツの千切り」のチェックボックスが表示されているのが分かります。ここでは,エビフライ1本とタルタルソースを選択しました。
4. 食事のアドバイスを見る
食事記録が完了したら,食事のアドバイスを受けることができます。「記事一覧」タブを開いて,「朝食のアドバイスを見る」ボタンを押下してみます。
朝食はカロリーオーバーしてしまいました。昼食と夕食で調整する必要があります。こうしてグラフで表示されると,次の食事の注意点を客観的に見ることができます。
「記事一覧」タブをに戻り,今度はオレンジ色の「アドバイスを見る」ボタンを押下してみます。
間食を含む一日分の食事のアドバイスを受けることができます。不足しているものや過剰なものが一目で分かります。本日は各種ミネラルやビタミン,食物繊維が不足していました。過剰に摂取しがちな塩分ですが,今日はみそ汁を飲んでいないため適切に抑えられています。52点という残念な結果ですが,明日はがんばろう!という意欲がわいてきます。
ちなみに,赤丸で囲ったプルダウンメニューより,「1日分」「過去7日の平均」「月平均」の画面に切り替えることができます。「あすけん」の素晴らしい点は,日々のアドバイスだけでなく,月平均の栄養素の過不足とアドバイスをしてくれるところです。長年身に付いた食生活の改善に役立ちそうですね。今回は,「あすけんダイエット」の使い方についてご紹介いたしました。次回は,「あすけん」の効果についてご報告いたします。